SDGsと歩む

地球にも人にも優しいそしてSDGsに準じた素材

繊維産業を
本質的に変える

ご存知ですか。繊維産業は世界2位の環境汚染産業と言われていることを*1
世界の汚染物質排出量のうち約10%を繊維産業が占めています*2。これは自動車産業よりも多い。

その繊維産業も一見するとサステナブルが徐々に進んでいるように見えますが、残念ながら、殊日本においては見かけだけのなんちゃってがほとんどです。このままですと2050年までにカーボンニュートラルどころかサステナブルとSDGsに繊維産業の半数以上はつぶされてしまうでしょう。これらを解決するには本当の意味でのエビデンスのあるカーボンニュートラルを達成する以外ありません。

そこで私たちYamagin inc.はある活動に乗り出しました。まず、オリジナルアパレルブランドZERO-TEX®を、2030年までにCO2排出量ネットZEROの製品にする活動。さらに、廃棄予定のアパレル製品から水素を作りそして再生エネルギーへと変えていくマーケット構築活動。

こうした活動を通じて、本質的な環境対策を一緒に進めていきませんか。

*1:国連貿易開発会議(UNCTAD)より
*2:https://www.un.org/sustainabledevelopment/blog/2019/08/actnow-for-zero-waste-fashionより

ZERO-TEX®で
CO2排出量ゼロの
繊維産業をつくる

ZERO-TEX®は、2021年にYamagin inc*が開発した、人にも地球にも優しいサステナブルな生地素材。

もともとは医療用ガウンとして展開したが、その後も開発は進化し続け、現在は第3世代に至る。中でも特徴的なのは、特殊な紡績技術を用いて、織りの強度とサステナビリティをもたらしたこと。製造工程時のCO2排出量を52%削減、染色工程時の水使用量を70%削減することに成功した(自社比較による)。

日常生活からアウトドア、医療現場、制服など様々な用途に応じるマルチファンクション素材としても注目されている。ひとつ例を挙げると「耐久撥水性」。100回洗濯をしても機能性が落ちない(それは第三者機関において証明されている)。

撥水の「加工」においては、有害な撥水剤に頼ることなく環境負荷を抑え、また通気孔を塞がない工夫がなされ、撥水性と相反する通気性も備えることができた。
さらに、世界でも最高水準の安全認定を得たPENFABRIC SDN. BERHAD(「MADE IN GREEN by OEKO-TEX®」を取得した生産工場)で製造されているから、サステナブルにおける信頼と安心のもと利用できる。

Yamagin incより分社化したBIOTECHWORKS-H2社(CEO/Founder 西川明秀)が、ZERO-TEX®事業と並行して、使用後のアパレル製品を水素化し、トレースしエビデンスを提供するプラットフォームの構築も進めている。生産工程、エンドユーザー、企業、水素プラント企業らを結び付け、将来的には水素プラントから水素購入業者までをブロックチェーンを経由して直接取引することを計画している。

そんな構築活動と絡め、「脱炭素社会実現・環境負荷低減・繊維産業脱炭素化への投資」へ動き出した。これを「ZERO-TEX® カーボンニュートラル宣言」として、主に登壇や書籍出版などによる普及活動を進める。

確実に周囲からの興味や協力が増えているが、問題解決には、より大きな社会的ウェーブをつくり環境問題に対峙することが必要だ。

*Yamagin inc.
創業23年のテキスタイル開発メーカー。東京(本社)・大阪・上海・シリコンバレーにオフィスを構える。
代表取締役は西川明秀。創業者でもある。サステナブル素材の開発を最も得意とする。ZERO-TEXⓇでファッション業界のカーボンニュートラルの実現、ネットゼロ社会の構築を目指す。

About SDGs

持続可能な開発目標(SDGs)とは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、各国が直面するグローバルな諸問題の解決を目指し、地球上の「誰一人残さない(Leave No One Behind)」を誓っています。
SDGs発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

Our SDGs Policy

有限会社やまぎんの
SDGs宣言

私たちは地球環境問題と経済活動を結び付け、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け具体的に行動します。
具体的には以下の活動を通して持続可能な世界の実現に貢献します。

5.
ジェンダー平等を実現しよう

基本的人権を尊重し、個性を認め、ダイバーシティを推進します。特に女性の社会進出、活躍の場に注力し女性管理職、リーダーの起用を積極的に行います。
女性社員の家庭での家事や育児の総量を考慮し、生活形態に沿った活躍ができる場を提供します。

7.
エネルギーをみんなにそしてクリーンに

自社で開発した生地ZERO-TEXⓇを使用した製品を回収しグリーン水素にアップサイクルするシステムを構築し、廃棄ゼロ、二酸化炭素排出ゼロを目指します。
アップサイクルされたグリーン水素で車やトラック、町を走るバスを動かしクリーンで環境負荷の少ない町づくりに貢献します。

8.
働きがいも経済成長も

育児休業や介護休業取得の推進、働き方改革、消毒液やこまめな換気等の就労環境整備を行います。働く人のキャリアパスに応じた働き方を尊重し、フレキシブルな雇用形態を準備します。

9.
産業と技術革新の基盤を作ろう

アパレル製品をケミカルリサイクルしグリーン水素にアップサイクルさせる弊社開発のプラットフォーム BIOTECH WORKS を立ち上げ、生地+テック=アップサイクルという産業とITを融合させた技術革新の基盤を作ります。

12.
つくる責任つかう責任

アパレル業界は生産過程で問題となっている水質汚染や二酸化炭素排出量などの環境汚染、過剰生産による在庫焼却処分など多くの問題を抱えています。
私たちはこの作る側の責任と使う側の責任を少しでも改善したいという想いからアップサイクルシステム BIOTECH WORKS を開発しています。

Environmental Philosophy

やまぎんの環境理念

私たちは地球環境問題への取り組みが人類共通の課題であると認識し、「持続可能な開発目標SDGs」を考慮した事業活動を行います。
「ZERO WAIST WORLD-あなたと一緒に未来を変えていく-」を合言葉に持続可能な社会の実現と企業戦略を融合させ、「つくる責任つかう責任」を理念としてSDGs達成に向け地球環境に配慮した事業活動と環境負荷の低減に取り組みます。

Environmental Policy

環境方針

1. 環境教育

私たちは持続可能な社会の実現のため環境保全、経済活動、社会性の3つの視点から事業活動を行います。そのためには全社員が環境問題の認知を深め、見識を持ち環境方針達成のため責任ある行動を取ります。

2. 法的およびその他の要求事項の遵守

私たちは事業活動の推進にあたり、環境関連諸法規、条約および協定等を遵守し環境負荷の低減と環境汚染の防止に努めます。

3. 事業における環境配慮

私たちの事業内容であるアップサイクルシステムおよび製品の生産活動において、環境負荷低減の重要性を認知しシステムのアップデートおよび作業方法の改善を継続的に行います。

4. 環境負荷の最小化

私たちは地球温暖化が重要課題であると認識し、提供するサービスおよび製品等のあらゆる事業活動において温室効果ガス排出量の継続的削減に努めます。

5. 省資源および廃棄物の削減

私たちはゼロエミッションを目指し新規事業においてゼロエミッション活動を念頭に置き、常に対応と見直しを行います。また資源使用のリサイクルおよび最小化に努めます。

6. SDGs(Sustainable Development Goals)への取り組み

SDGs推進を経営レベルで議論・決定し「知る」「動く」「貢献する」へとつなげる取り組みに注力します。

7. 情報公開の推進

私たちはこの環境方針を外部からの要求に応じて開示します。

OUR CLIENTS AND SUPPORTERS

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